公人としての歩み
世界へ伝える
彼女の子ども達が成長すると、ニルマラ・スリバスタヴァはより多くの関心と時間を公共の場に投じることができるようになりました。夫がロンドンで国連国際海事機関の責任者を務めている間、彼女はそこで小さなグループからスピリチュアルな活動を始めました。また彼女は国内ツアーをし、講演や自己実現の体験を提供し始めました。ニルマラはやがて、周囲が彼女の卓越したスピリチュアルな資質と母のような資質を認めるようになり、「尊敬される母」を意味するシュリ・マタジという敬称で知られるようになりました。
彼女は講義や自己実現にお金を取ることは決してありませんでした。すべての人間の中に眠っているスピリチュアルなエネルギーを目覚めさせることは、人間が生まれながらに持っている権利であり、そのためにお金を払うことはできないと主張しました。シュリ・マタジが開拓したセルフ リアリゼーションによる瞑想法は、サハジャ ヨガ と呼ばれました。シュリ・マタジは当初、イギリスでその活動に専念し、小さな町や大都市の聴衆にメッセージを伝えました。ラジオやテレビのインタビューに応じ、公共のホールで講演会を開き、聴衆の一人一人に会っては何時間も過ごし、彼らの話や問題に辛抱強く耳を傾け、助言を与えました。
1997年、クレス・ノーベルはシュリ・マタジとサハジャヨガへの賞賛を表明しました。
あなたが得るものは、あなたが達成した平穏、あなたが育んだ愛、あなたが発することができる慈愛、あなたが他者と築ける関係性や信頼関係です。