「彼は非常に厳しい指導者でしたが、同時に非常に愛情深く慈愛に満ちた人でした」とシュリ・マタジは仰います。「彼はいつも、まるで私がおばあちゃんであるかのような口ぶりで私に話しかけ、他の人たちがとても驚くようなことを、（あたかも）私が誰よりも賢明であるかのような口ぶりで、議論していました。そして、指導は年配の人たちから受けるよりも、年少の子どもたちから受けた方がよい、と言っていました 」

シュリ・マタジは後に、ガンジーがダルマ（内なる宗教、正義）の基盤を彼の国に築いたことを称賛しています。彼は人々に、聖書を探求し、バガヴァッド・ギーターを理解し、世界のすべての偉大な聖典と偉大な人物を知り、それらを統合的に理解するよう勧めました。

ガンジーとの対話では、人間の人格の本質を探求しただけでなく、社会的・精神的な解放をもたらす方法や手段も探求しました。ガンディーとの経験について尋ねられたシュリ・マタジは、ある話し合いの時のことをこう語りました： ガンジーは日課に厳しく、朝4時に起床したり、断食をさせたりしていましたが、シュリ・マタジは彼にこう言い放ちました「これはあまりにも厳しすぎる...やりすぎではありませんか」。

ガンディーは、国の自由への勢いが加速している非常時には厳しい規律が必要だと説明しました。

それに対してシュリ・マタジは、「バプー、もし人々を規律づけたいのなら、なぜ内側から規律を与えないのですか」と提案しました。

ガンジーは、そんなことができるのかと尋ねました。彼女は、内なる変革がその答えであるとはっきり言いました。しかし彼は、「まず第一に、（イギリスの支配から）自由になりましょう。もし私たちが自由でなければ、何を楽しむことができるでしょうか？それについて話すことはできません。人々は、私たちは自由ですらないと言うでしょう。私たちはまず、外国の支配から自由になるべきです」。

その後の数年間で、ガンディーのメッセージは、読み書きのできない農民から、より特権階級の人々、社会の最も高い教育を受けた人々まで、大衆に広まりました。 シュリ・マタジも自由闘争に参加し、他の大学生に模範を示しています。

1947年、インドはついに自由な国となりました。シュリ・マタジが幼少期にガンディーと語り合ってから長い年月が経っていましたが、ガンディーが亡くなる直前、ガンディーはシュリ・マタジに会いたいと言いました。「私は彼に会いました...すぐに彼はわかりました」とシュリ・マタジは回想しました。「彼は『お祈りをしてから会おう』と言いました。私が彼に会うと、彼は『さあ、これからは建てていく仕事をしなさい。建設の仕事にとりかかってください』と彼は私に言いました...」とシュリ・マタジは回想しています。

シュリ・マタジは、人類が直面するさまざまな問題とその解決策を研究し続けました。彼女がサハジャヨガを通して人々を変容させる活動を始めるまでには、まだ何年も待たなければなりませんでした。ガンジーが大衆を鼓舞し、祖国を自由へと導いたように、シュリ・マタジの活動は数人の個人だけでなく、世界中の何十万人もの人々を変容させることでしょう。内なる自由の時が来たのです。